京都の葵祭のコースは?おすすめ見物場所は?アクセスは?

葵祭の藤の花が飾られた牛車
京都三大祭の一つとして知られる葵祭を夫婦で訪れるなら、行列をよく見れる場所がどこか気になりますね。
せっかく見物するなら、見やすい場所で見てみたいですよね。

葵祭の行列が巡行するコース、おすすめの見物場所や交通アクセスを紹介します。

京都の葵祭のコースは?

葵祭の斎王代列の行列が通り過ぎていく様子
葵祭は、京都の上賀茂神社と下鴨神社の例祭の一つで、5月15日に行われる平安時代の王朝貴族の風俗を再現したお祭りです。
このお祭りは路頭の儀(行列)と社頭の儀の2つの儀式から構成されます。

・路頭の儀(行列)
勅使、検非違使、内蔵使、山城使、斎王代など総勢約500名、馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の本列(第1列~第4列)と斎王代列の王朝行列が、京都御所を出発し下鴨神社を経由して上賀茂神社へ向かいます。
・社頭の儀
行列が下鴨・上賀茂両社に到着した際に、それぞれの社頭で行われる儀式で、勅使が祝詞奉上、御幣物奉納を行います。

行列のコースとそれぞれの場所への到着予定時間は次のようになります。

京都御所出発(午前10時30分)→堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社到着(11:40)・社頭の儀(12:00~14:00)

出発(14:20)→下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55)→ 賀茂川堤 → 上賀茂神社到着(15:30)・社頭の儀

なお、5月15日が雨天の場合は翌16日に順延されますが、両日とも雨天の場合は中止となります。但し、小雨の場合は、午前中の行列だけが行われ、午後は中止ということもあります。

京都の葵祭でのおすすめ見物場所は?

葵祭の行列をじっくり見物するのに適した場所を紹介します。

・京都御所の出口付近
まず、出発地点の京都御所の出口付近です。ここでは9時過ぎに並べば見やすい位置を確保できる可能性が高いです。

・出町橋から下鴨神社にかけての道路沿い
糺の森で日陰で見やすい場所が見つかればよいですね。

・鴨川沿いの並木道
この道は狭い道路ですが、歩道や川沿いにあるベンチから目の前で行列を見れる絶好の場所です。但し、晴れの日には日差しがきついので、日陰に場所が取れなったときに備えて帽子、日傘そして飲み物の準備をお忘れなく!

京都の葵祭へのアクセスは?

葵祭の当日には交通規制が行われますので、車で京都に来られる人はJR京都駅周辺の駐車場に車を停めて電車で所望の場所へ移動されることをお勧めします。
ちなみに上記で紹介した見物場所への移動方法を紹介しておきます。

・京都御所
 JR京都駅から地下鉄の京都駅まで移動して地下鉄烏丸線に乗車し、丸太町駅で下車。
 1番出口を出るとすぐです。

・下鴨神社
 JR奈良線京都駅→東福寺駅→(乗り換え)→京阪東福寺駅→出町柳駅。
 出町柳駅から約200mです。

・鴨川沿いの並木道
 JR京都駅から地下鉄の京都駅まで移動して地下鉄烏丸線に乗車し、北大路駅で下車。
 北大路通りを東へ行くと鴨川に出られます。

まとめ

葵祭の行列で花笠を持った人が通っていく様子
無料で見やすい位置で見物できる場所を紹介してきましたが、ちらっと見る程度で良いのであれば、巡行ルート沿いならばどこでも見られると思います。でも、せっかく夫婦で京都に来られたのなら、ゆっくり葵祭を見物して楽しんでください。

なお、葵祭には有料の観覧席が京都御苑と下鴨神社参道に設けられます。事前にチケットを購入する必要がありますが、一度はこちらを利用することも検討してもよいかと思います。

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