「みちのくの小京都」と呼ばれる秋田県仙北市角館。
武家屋敷通りや桜並木、歴史情緒あふれる町で、曳山と曳山がぶつかり合う、勇壮かつ迫力満点の日本三大喧嘩祭りと言われる「角館のお祭り」の季節です。
この記事では、祭りの日程と見どころの一つである山ぶつけについて、そしてホテル情報をお伝えします。
角館お祭りの日程は?
*毎年日程は曜日に関係なく同日です。
・7日:神明社宵宮 16:00~24:00
・8日:神明社本祭(やまぶっつけ)10:00~0:00
・9日:薬師堂本祭 10:00~02:00(深夜)
場所 秋田県仙北市角館町内中心部
各丁内から曳山(山車)18台が街を練り歩きます。
アクセス JR田沢湖線:角館駅下車
お祭り期間中は、角館中心部ほとんどが交通規制:全面通行止めとなります。
角館の山ぶつけって?
お祭りの最大のみどころ、迫力ある山ぶつけ。「やまぶっつけ」とも言います。
この「やまぶっつけ」を見ないでお祭りは語れませんよね。
「やまぶっつけ」とは、高さ4メートル、総重量8トンの各丁内から出た曳山同士が、鉢合わせになると道の優先権をめぐって交渉をすることです。
各町内の責任者の指示のもと、交渉員と呼ばれる若衆が交渉を重ねます。
交渉がまとまれなければ、曳山同士をぶつけあい「やまぶっつけ」となるのです。
この「やまぶっつけ」はすぐに勝負が決まるものではなく、延々と続くこともあり、参加者の体力勝負ということもあるのでしょうね。
「やまぶっつけ」は3日目の夜が一番多く迫力があると言われています。
角館のホテルは?
「やまぶっつけ」は深夜まで続くことがほとんどです。
なので、駐車場や時間を気にせずゆっくりお祭りを楽しみたいのでしたら、宿泊がおススメです。
角館駅近隣ホテルをご紹介しますね。
- フォルクローロ角館
- たざわこ芸術村温泉ゆぽぽ
- 田町武家屋敷ホテル
駅から徒歩1分。
駅~ゆぽぽ間、無料シャトルバスで7分。
駅から徒歩15分。タクシーで15分。
まとめ
角館のお祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されている、約400年もの歴史あるお祭りです。
迫力満点の名物「やまぶっつけ」の他、秋田美人のメッカと言われる北仙北地方の踊り子による手踊り、テンポの良い秋田民謡なども楽しめます。
お祭りの翌日には静まり返った、いつもの情緒ある角館・・・「みちのくの小京都」、武家屋敷を散策して、名物の稲庭うどんを食するのも旅の思い出にいかがでしょう。