都心で有数な花見の名所として知られる千鳥ヶ淵を職場のみんなと花見に訪れるならば、宴会ができる場所が確保できるか気になりますよね。
せっかくなら桜の木の下で桜を愛でながら楽しい時間を過ごしたいものです。
千鳥ヶ淵の花見の場所取りとその注意点、交通アクセスやライトアップ時間について紹介します。
千鳥ヶ淵の花見の場所取りは?
千鳥ヶ淵は皇居の北西にあるお堀の名前で、花見はそのお堀の西側に沿った遊歩道の「千鳥ヶ淵緑道」と半蔵濠と英国大使館の間にある「千鳥ヶ淵公園」で楽しめます。
このうち千鳥ヶ淵緑道は全長700mあり、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜が形作る桜のトンネルを歩きながらの花見は出来ますが、シートを敷いての花見は禁止されています。
シートを敷いての花見が許可されているのは、千鳥ヶ淵公園です。
この千鳥ヶ淵公園にはソメイヨシノや山桜など約170本の桜があり、「千代田のさくらまつり」の期間中には千鳥ヶ淵緑道から千鳥ヶ淵公園へ観桜客が流れる人で混雑します。
千鳥ヶ淵公園内もすごく混み合いますので、花見に良い場所を取るのであれば朝早くに場所取りするのがおすすめです。
なお、公園の中央には中央ラインに沿って印が設けてあり、その印を結んだラインの道路沿いの区域内で場所取りが可能です。
- 場所取りの注意点
・シートだけでの場所取りは禁止されています。
・シートを固定するピンの使用は禁止されています。
千鳥ヶ淵の花見時のアクセスは?
職場の人たちと花見をするのであれば、千鳥ヶ淵緑道には駐車場がないため、電車で集まってもらったほうが良いでしょう。
・千鳥ヶ淵緑道を経由して千鳥ヶ淵公園に向かう場合
東京メトロ東西線・半蔵門線または都営新宿線の九段下駅2番出口から出るのが便利です。
出口から徒歩5分くらいで緑道入口に着きます。
・直接千鳥ヶ淵公園に行く場合
東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅5番出口が便利です。
出口から徒歩5分程度で着きます。
千鳥ヶ淵の花見時のライトアップは?
千代田のさくらまつりの期間中は、千鳥ヶ淵緑道で日没から22時までライトアップが行われ、夜桜を楽しむことができます。
緑道の桜は見事と言われていますので、ぜひ夜にも散策されてはいかがでしょう。
また、この期間には緑道内にあるボート場が20時まで営業していますので、ボートからお堀沿いに咲く夜桜を楽しんでみるのも良いですよ。
なお、乗船券の販売は19時30分までで、料金は30分で800円です。
まとめ
千鳥ヶ淵には千鳥ヶ淵緑道や千鳥ヶ淵公園のほかにも北の丸公園や靖国神社などのお花見スポットがあります。
これらは都心の便利な場所にあるため、毎年3月下旬から4月上旬頃の花見シーズンにはどこも混雑します。
このため、上述の場所取りのルールの他にもお花見のルールがあります。
お花見の際には周りの人に迷惑をかけないように注意して桜を楽しみましょう。
- お花見のルール
・火器や自家発電機の使用禁止
・カラオケ等による騒音の禁止
・ゴミの持ち帰り
・樹木への傷つけ禁止
・他のお花見客への迷惑行為の禁止