桜の名所として知られる吉野山を家族連れで訪れるなら、桜を見ながらゆっくりと回れるルートがあるか気になりますよね。
せっかく、家族で桜を楽しむのなら、満開の桜の下を歩きたいものです。
吉野山の桜の見頃やおすすめの花見のルートとともに、日中の寒暖が激しい吉野山へどのような服装で行けばよいかを紹介します。
吉野山の花見のルートは?
吉野山で歩きやすい花見ルートとしては、下千本ルートと中千本ルートの2つがあります。
花見の時期に車で吉野山に来ると混雑に巻き込まれると予想されるので、電車で来られたとしてルートの紹介をします。
まず、近鉄南大阪線終点の吉野駅で下車すると下千本は目の前で、徒歩かロープウェイで下千本の上に行けます。
- 下千本ルート
下千本ルートのみの花見であれば「徒歩」がおすすめ。 吉野山ロープウェイの右側の山道を上り、そこから桜が道を囲む七曲坂が始まります。ロープウェイの山上駅まで歩いて20分くらいです。なお、桜の見所は、下千本エリアでは「お野立ち跡」からの七曲り坂の桜です。
- 中千本ルート
中千本ルートの花見には吉野駅前から出ているバスで中千本公園に移動し、バスを降りてからゆっくり歩いて吉野駅まで下りるルートがおすすめ。このルートでの桜の見所は、世界遺産吉水神社から見る「一目千本」の桜です。まるで絵画の世界に迷い込んだかのような美しすぎる風景です。
吉野山の花見の見頃はいつ?
吉野山には山の下から上まで桜があるので、結構長い期間お花見が楽しめます。
お子さん連れの人におすすめのエリアでの桜の見頃はその年の気温によっても変わりますが、おおよそ次のように見込んでください。
・中千本エリア: 4月8日~12日
なお、吉野山の桜は白山桜(シロヤマザクラ)という品種の本数が多いですが、他にしだれ桜や八重桜なども植えられています。
桜の種類により花の色が異なりますので、お子さんと一緒に見比べてみるのも楽しいです。
吉野山の花見の服装は寒暖差に備えるのがポイントは?
下千本や中千本の桜が見頃の時期ではまだ多少寒さが残っていますが、気温が15℃を超えるような日もありますので、冬の格好で歩くと暑くなってしまいます。
しかし、朝晩は寒い日もあり、日中との寒暖の差が大きいです。
このため、気温の変化にはアウターで対応するのではなく、インナーで対応することがおすすめです。
アウターは動きやすいブルゾンなどを着用して、簡単にインナーを着脱できるようにしておきましょう。
早朝からの長時間の花見などで寒暖差が激しい時間帯に山に登る人は、一枚余分にインナーを持っていくことがポイントです。
まとめ
吉野山で桜をゆっくりと楽しむためには、桜の木の下や景色のよい場所などにシートを広げておにぎりやお弁当などを食べるのがオススメです。
特に中千本あたりには広い場所もあり、景色を楽しめる場所が見つかると思いますよ。
なお、疲れた人やのんびりと過ごしたい人向けにオススメなのが、中千本公園にある「湯元宝の家」という温泉施設の利用です。
桜を見渡せる露天風呂があり、日帰り入浴もできるので気軽に利用してみてください。
心が洗われるように美しい山桜とあったかい温泉に癒されて、心も体も充電してくださいね。