新宿花園神社の酉の市の季節がやってきました。
はじめて足を運んでみようと考えているあなたへ、今年の日程と熊手の値段や屋台の様子をお伝えします。
酉の市 花園神社の日程は?
11月10日(木)前夜祭
11月11日(金)本祭
<二の酉>
11月22日(木)前夜祭
11月23日(金)本祭
このようにそれぞれ前夜祭と本祭の2日間に渡って開催されますので、訪れるチャンスは4回あります。
前夜祭は夕方4時ごろからはじまり、本祭はお昼頃からです。
気合を入れて朝行ってもお祭りはやっていませんので、時間には気を付けてくださいね。
酉の市は夜のお祭りというイメージです。
「夜の街、新宿」なんていう言葉はもう古いかもしれませんが、花園神社は歌舞伎町のすぐ隣、靖国通り沿いに立地しています。
屋台の賑わい、赤く連なる提灯とたくさんの熊手、見世物小屋など、混沌とした街・新宿に似つかわしい祭りだと思います。
酉の市 花園神社の熊手の値段は?
やはり酉の市と言えば熊手が有名ですよね。
熊手を扱う露店はたくさんあり、ずらっと並んで鈴なりになった熊手は圧巻です。
お店によって熊手のデザインがそれぞれ違っていて個性があるので、眺めているだけでも楽しいものです。
縁起物ですからひとつは買って帰りたいな、と考えるのではないでしょうか。
そこで気になるのが熊手の値段ですよね。
熊手は大きさによって値段が変わってきます。
小さなマスコットみたいな熊手飾りは1000円くらいからありますが、うちわくらいの大きさの熊手ですと3000円くらいです。
商売繁盛を祈願して熊手を毎年買いに来る人は、3000円くらいの熊手からスタートして毎年少しづつ大きくしていきます。
そのぶん毎年金額も大きくなっていきます。毎年1万円くらいづつアップする感じですかね。2~3万くらいでもなかなか立派な熊手になりますよ。
一番大きなものだと10万~それ以上という感じになってきます。
ある程度の値段の熊手を買うと木札をつけてくれて、手書きの墨書きで名前や会社名を入れてもらえます。
そして、住所と名前を台帳に控えてくれるので、翌年はそのお店からハガキが届くようになります。
毎年買っていると、露店のおやじさんも顔を覚えてくれるので楽しいですよ。
お支払い(ご祝儀)をすると、威勢よく響き渡る声で三本締めをしてくれます。
大きな声で名前を呼ばれるのでちょっと照れくさいですが、なかなか良い体験ですよ。
酉の市 花園神社の屋台は?
酉の市といえば、もうひとつの楽しみが屋台です。
靖国通り沿いから屋台の並びは始まっていて、神社の入り口までかなりの数が並びます。
さらに、鳥居から境内までの道にも両脇にぎっしり屋台が並びますので、歩いているだけでもわくわくしてきますよ。
屋台の数が多く、ありとあらゆる屋台グルメが楽しめます。
だいたい毎年同じ場所に同じ屋台が出ているので、場所が決まっているみたいですね。
おでんや焼き鳥、居酒屋など、テーブルとイスでがっつり飲める屋台もあります。
女のおかみさんが切り盛りしている屋台は、花園神社の名物のようです。
屋台目的のお客さんも多いので、かなりの混雑になります。
8時くらいからどんどん人が増えて混んでくるので、人混みが苦手な人は夕方早めの時間に行くとよいと思います。
定番の食べ物の屋台はもちろんのこと、ヨーヨーや金魚釣りも楽しめます。
まとめ
夜の新宿歌舞伎町周辺はちょっと怖いですけれども、この独特の雰囲気がやはりくせになる楽しさなんです。
若い人も外国人もたくさん来ています。あなたもぜひ足を運んでみてくださいね。