秋田県男鹿半島で行われる、みちのく五大雪まつりの「なまはげ柴灯まつり」には、毎年多くの見物客で賑わいます。
ご夫婦での冬の国内旅行として、2月はなまはげ柴灯まつりを楽しみ、大迫力のなまはげを間近で感じてみませんか?
男鹿半島の熱い伝統文化に触れ、なかなか出来ない冬の貴重な体験がスムーズに出来るように、なまはげ柴灯まつりの情報をご紹介していきます。
なまはげ柴灯まつり 真山神社の混雑は?
毎年2月の第二金曜日、土曜日、日曜日に渡って秋田県の男鹿半島、真山神社にて開催されます。
なまはげ柴灯まつりには、多くの人が集まるので混雑は必至でしょう。
19時の開始からプログラムが組まれていて、19時15分には神楽殿で「なまはげ行事再現」がはじまり、19時30分から迫力満点な乱舞の「なまはげ踊り」、19時35分からは神楽殿前で「なまはげ太鼓」が行われます。
19時50頃になると15匹のなまはげ達が、たいまつを手にして下山してきます。
そして、柴灯火の内を歩きながら観客と触れ合い、次は参道の入り口の石段で、柴灯火で焼かれた神力が宿った餅を受け取ります。
ご紹介したように、少々違う場所で儀式が行われます。
まつりの全てを間近で観たいなら、少し早めに到着しておき場所を確認しておくといいでしょう。
なまはげ柴灯まつり なまはげ館の駐車場は?
なまはげ柴灯まつりには、ご夫婦で車でおでかけしたい、という場合に気になるのが駐車場の情報でしょう。
専用の駐車場が完備されていますが、利用できるのは15時からです。
各場所により駐車台数が決められていて、なまはげ館大駐車場には、約150台・大型バス。
旧鳥居よこには約30台。
なまはげオートキャンプ場には約200台。
(会場まで約20分感覚で無料シャトルバスを運行)
旧男鹿グランドホテル駐車場には約150台駐車可能となっています。
(平成27年度は土曜日のみの利用、約30分間隔で無料シャトルバスを運行)
*数多くの駐車台数が用意されていますが、観光客ですぐにスペースがうまってしまうこともあります。
- なまはげ館 秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢 TEL 0185-22-5050
- なまはげオートキャンプ場 秋田県男鹿市北浦北浦字平岱山地内 TEL0185-22-5030
- 旧男鹿グランドホテル駐車場 秋田県男鹿市北浦湯本中里81 TEL0185-33-2151
なまはげ柴灯まつり ご利益と楽しみ方は?
ご夫婦でより快適に柴灯まつりを楽しめように、ポイントをご紹介します。
会場は山の中にあり、想像しているよりかなり寒いです。
まつりの時間が夜にかけて行われるため、さらに冷え込みは激しくなり、マイナス5度~6度くらいになります。
防寒着や長靴、ブーツなどにカイロを持参するなど、とにかく暖かい格好で行きましょう。
また、柴灯火の近くにいると火の粉などが飛び、ナイロン性の衣服には穴があくこともあるので、気をつけましょう。
会場の屋台では、豚汁、そば、うどん、男鹿しょっつる焼きそば、らーめんなど温かい食べ物や甘酒ビール、お酒などのアルコール類も用意されています。
地元の味を楽しめるのも魅力ですね。
また、なまはげの衣装から落ちたワラにはご利益があると言われていますが、無理やり引き抜いたワラでは、ご利益も抜けてしまうそうです。
必ず落ちているワラを拾いましょう。
まとめ
長い歴史のある伝統文化である、なまはげ柴灯まつりはこれから先もつなげて行きたいおまつりですね。
伝統のまつりを堪能した後は秋田のグルメに舌鼓を打つのもよいでしょう。
秋田県には比内地鶏や黒毛和牛の秋田錦牛、男鹿半島名物である石焼料理などグルメの楽しみも満載です。
なまはげが様々な場所や暮らしに溶け込んでいる男鹿で、いたるところにあるなまはげの姿を探しながら、お二人の旅を楽しんで下さい。