茨城県水戸市の桜まつりは、水戸市内6箇所で開催されます。
日本三名園の一つ「水戸の偕楽園」では梅まつりに続き、昭和38年に宮内庁からより贈られた16メートルの左近の桜が春の訪れを華やかに演出してくれます。
この記事では、大切な人とぜひ訪れたい桜まつりのおすすめスポットをご紹介していきます。
水戸の桜まつり偕楽園は?
3月末まで梅まつりで賑わう偕楽園は、梅の花が少し残る中、4月1日~4月15日の間桜まつりが開催されます。
偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園と共に日本三名園に数えられており、水戸藩主徳川斉昭公により作られました。
梅、桜、つつじ、萩、二季咲桜と、春夏秋冬色とりどりの花の姿を楽しめることでも知られています。
偕楽園本園は入園無料、6:00~19:00まで開園しています。
4月2日には見晴広場にて野点茶会も行われ、桜まつりを更に盛り上げます。
- 偕楽園へのアクセス
常磐自動車道水戸ICから約20分
北関東自動車道・茨城町東ICまたは水戸南ICから約20分
偕楽園徒歩圏内に駐車場もありますよ(有料)。
千波湖畔の桜は?
偕楽園に隣接するひょうたん型の湖、千波湖の湖畔園路には約750本のソメイヨシノやボタン桜が植えられ、まさに桜のトンネルとなります。
周囲は市民の憩いの場として公園となっており、朝夕はジョギングや散歩をする人が多くみられます。湖の西側には徳川光圀(水戸黄門)像が建っています。
この湖畔の桜は茨城県内でも人気の高い桜スポットとして注目されており、夜はライトアップされた桜も楽しめます。
期間は4月1日~4月15日で、ライトアップの時間は18:00~22:00までとなっています。
昼の桜も素晴らしいですが、夜は幻想的な夜桜を楽しむ事ができますよ。
水戸の桜まつり桜山公園は?
偕楽園の西の丘、桜山公園には約400本の桜が咲き誇ります。ぼんぼり装飾のライトアップ(18:00~22:00)、夜桜まつりやコンサートなどの催し物があり、とても賑やかな桜まつりを楽しむ事ができます。
桜山の桜は巨木が多く、非常に見ごたえがあるのが特徴で、露店も多く、県外からの花見客が沢山訪れますよ。
園内の護国神社には、昭和天皇・皇后陛下が訪れた記念に植えられた立派な桜が咲き誇ります。
お天気が良ければ、敷物を敷いて一杯飲むには最高のロケーションですよ。
まとめ
水戸市内はこの他にも桜の名所が沢山あり、大串貝塚ふれあい公園、桜川(水戸駅南口)、茨城県三の丸庁舎周辺など、時間が許す限り桜を存分に堪能したいですね。
また、4月1日(土)には「桜の名所編」観光浪漫バスが走る予定です。
各桜の名所で乗り降り可能ですので、バスガイドによる名所の案内を聞きながら、水戸の桜めぐりを満喫してはいかがでしょうか。
きっと二人のよい思い出ができると思いますよ。