コミケといえばコスプレ!
沢山のコスプレイヤーさんに会えるのだから、写真にして思い出を残したいですよね。
しかし、コスプレ撮影には様々なルールがあります。
レイヤーさんを守るための大事な決まりですので、必ずチェックしておきましょう。
初参加の人が必ずチェックしておきたいコス撮影のマナーについて紹介します。
コミケのコス撮影で大事な事
なにはともあれ、真っ先にコミケ公式サイトとカタログをチェックしましょう!
コスプレ撮影のルールはコミックマーケット公式ホームページ、もしくはカタログ内にマンガ形式で分かり易く紹介されています。
安全対策や常識的なことから、コミケならではのルールなども詳細に記されているので、まずはこれらの媒体を読み込んでコスプレ撮影について考えていきましょう。
今回はこれらのルールの中から、最も基本的なことを再確認していきたいと思います。
コミケコスではマナーを知らないと恥をかく?
まず、大事なマナーはこちらです。
撮影前は必ず、被写体のレイヤーさんに許可をもらう!
考えてみれば当たり前のことですが、いざ会場に着くと忘れてしまいがちです。
たとえば、既に何人かの方から撮影されている最中のレイヤ―さんなどを撮りたい、と思ったときなど、撮影中の方に紛れて無言で撮影してしまいがちです。
必ず、「自分はこの位置からあなたを撮影します」という点を被写体の方に伝えてから撮影しましょう。
- 長時間同じ人を撮影して拘束する
- 多人数で取り囲んで撮影する
- 胸やお尻、局部などをアップで撮影
- ローアングルからの撮影(ローアングラーなどと呼ばれ非常に嫌厭されます)
- ポーズを強要する
- 勝手にインターネットで写真を公開する
- 連絡先をしつこく尋る、つきまとう(ストーカー行為です)
以上のような行為は厳禁です。
また、ネットなどに掲載したい場合はその旨もレイヤーさんに許可をとっておく必要があります。
もちろん断られる場合もあります。
レイヤ―さんもあくまでコミケの参加者なので、撮影の許可を取る際はあくまでお願いする立場であることを自覚し、丁寧な口調を心がけましょう。
コミケのコスでカウントって何のこと?
囲み撮影は圧迫感があり、レイヤ―さんを困らせてしまう恐れがある……
とはいえ、人気のレイヤ―さんになるほど、自然に囲み撮影の状況が出来上がってしまいます。
そこで、レイヤ―さんを守るために生まれた文化が「カウント」です。
これは、しばしば囲み撮影中にスタッフや撮影者の内の誰かがカウントダウンを行い、0になったら必ず解散しなくてはいけない、というものです。
撮影していると、思うような写真がうまく取れず、つい熱が入ってしまいます。
しかし、長時間拘束されるレイヤーさんに休んでもらうためにも、カウントが始まったら素直に従いましょう。
まとめ
コスプレイヤーさんたちも各自のスケジュールで動いています。
気になるレイヤーさんに、必ず会えるとは限りません。
常に情報には敏感になる必要があるでしょう。
コスプレイヤーさんたちを撮影する人たちのことを、「カメコ」と呼ぶことがあります。
カメコさん同士での交流ができるのもコミケの魅力ですので、カメラ仲間を見付けてみましょう。
初心者の方は、撮影法や気になるレイヤーさんの現在地などを教えてもらえるかもしれませんね。
コミケは全員が参加者です。お互いを尊重し、常に相手の気持ちになって行動することを忘れないようにしましょう。