長良川の花火大会をカップルで訪れるつもりならば、迫力ある花火をどこで鑑賞できるか気になりますよね。
せっかく時間をかけて行くなら、ゆっくりと座って間近に上がる花火を楽しみたいものです。
長良川の花火大会の見所、おすすめの見学スポットと交通アクセスについて紹介します。
長良川の花火大会の見所は?
長良川の花火大会とは、一週違いで同じ場所で開催される「全国選抜長良川中日花火大会」と「長良川全国花火大会」のことです。
例年「全国選抜長良川中日花火大会」が7月の最終土曜日、「全国花火大会」が8月の第一土曜日に開催されます。
今年はそれぞれ7月30日と8月6日になります。
長良川の花火大会では、9時ごろの音花火から朝の部が始まり、昼の部と夜の部と進められます。
このうち、朝の部と昼の部では明るい中での花火なので、号砲や青空でも目立つ色とりどりの彩煙が中心となります。
「全国選抜長良川中日大会」の夜の部には、新作花火やスターマイン、ナイアガラの滝など3万発もの花火が長良川の夜空を彩ります。
一番の見所は、花火師たちが技を競い合う創作スターマインコンクールで、選りすぐられた花火師による豪華な花火を見ることができます。
長良川全国花火大会では、毎年テーマが設けられて演出がされます。
ちなみに今年は「ありがとう135」のテーマで、135年分の感謝の気持ちを込めて、ワイドスターマインと3・4号玉の135連発で開幕します。
この開幕と「祝!開幕リオ五輪」や「広島へ71年目の祈り」などのコーナーが見所となります。
・開催日 7月30日
・打上げ時間 夜の部 19:15~20:45
長良川全国花火大会
・開催日 8月6日
・打上げ時間 夜の部 19:30~20:45
長良川の花火大会の場所おすすめは?
長良川花火大会では、どちらの大会でも有料の観覧席は設けられていません。
立ち入り禁止区域以外の河原などで自由に鑑賞できます。
花火鑑賞にもっとも適した場所は、打上げ場所の正面の長良橋の下流北岸の長良川公園付近です。
ここは花火見学客でもっとも混み合う場所でもあり、ここでの場所取りは早朝に行わないと場所の確保は困難です。
このため、うまく花火を楽しめるおすすめ見学場所を紹介します。
岐阜メモリアルセンターには長良川球場や広い芝生公園などがあり、地元の人にも人気のスポットです。
朝から場所取りができますよ。
2)金華山頂上・岐阜城
金華山ロープウェイで山頂に登れば、そこは絶好の見学スポットです。さらに岐阜城の天守閣からも花火が堪能できます。ロープウェイが混雑するかもしれませんので、早めに山頂に登っておきましょう。
3)長良川鵜飼いミュージアム周辺
駐車場やトイレが完備された、打上げ会場からも遠くないスポット。河川敷にも降りられるので、川風に当たりながら花火を鑑賞できます。
4)鵜匠の家 すぎ山
長良川沿いにある旅館「鵜匠の家 すぎ山」では、展望大浴場で温泉につかったり、屋上で花火を鑑賞することができます。
他にも花火鑑賞のできるホテルがありますので、花火の見えるホテルを確保するのも良いでしょう。
なお、宿に泊まらなくてもこの旅館近辺では見物客はまばらですので、人混みを避けて花火見学したい人にはおすすめです。
5)鵜飼い大橋・南側付近
打上げ会場から距離があるので、見物客もやや少ないようです。シートや椅子に座ってゆったりと花火鑑賞できます。
6)金華橋・南側周辺
花火が大きくキレイに見えるベストポイントです。但し、見物客は多いです。
7)忠節橋
打上げ会場から少し距離はありますが、見晴らしも良いので花火の鑑賞には最適です。混雑も避けられますよ!
長良川の花火大会へのアクセスは?
打上げ会場へのアクセス方法は次の通り。
JR岐阜駅から臨時バス→長良橋下車、徒歩約10分
名鉄岐阜駅から臨時バス→長良橋下車、徒歩約10分
駅から歩く場合は約40分
※臨時バスの詳細は岐阜バスホームページを参照してください。
<車の場合>
東海北陸道岐阜各務原ICから国道21号経由で12km、25分
なお、花火大会では北岸一日臨時駐車場と岐阜県庁臨時駐車場合わせて2000台の無料駐車場が準備されています。駐車場は早いうちに満車になるので、公共の交通機関の利用をおすすめします。
まとめ
花火の総数が3万発という大規模な花火大会が同じ場所で2週続けて行われるのは、この長良川花火大会以外にはありません。
可能であれば、全国選抜長良川中日花火大会と長良川全国花火大会の2つとも楽しんでみてください!