節分は季節の変わり目を意味し年に4回ありましたが、次第に立春の前日を指すようになりました。
節分には宮中では鬼を追い払う行事が行われ、これが民間にも広がって豆まきが行われるようになりました。
家で豆まきをするのもいいですが、京都では多くの寺社で節分祭が執り行われます。
節分の京都を訪れるなら見逃せないおすすめをご紹介します!
節分 京都のおすすめスポットは?
節分祭は京都のいろいろな神社やお寺で行われているので、どこに行ったらいいか迷いますね。
そこでおすすめは千年前から続くお参り方法である「四方参り(よもまいり)」です。
このお参り方法は、
北東の吉田神社 → 南東の八坂神社(または伏見稲荷大社) → 南西の壬生寺 → 北西の北野天満宮と追われて、最後の北野天満宮で閉じ込められる
ということから、京都御所の四方の鬼門を護るこれらの4社全部をお参りするもので、邪気を祓い一層の福を招くと言われています。
京都の節分で行われる行事は?
京都の節分は2月2日から4日までの3日間行われるところもあること知ってますか?
四方参りの4社では吉田神社と壬生寺で節分祭が3日間行われます。
4社それぞれの行事を紹介します。
- 吉田神社
吉田神社では、2日午後6時に鬼を方相氏が追い払う追儺式(鬼やらい神事)が始まります。翌日には鬼が改心して福をもたらす鬼「福鬼」になってやって来ます。
福鬼に触れると厄払いが出来るため、人気がありますよ!
- 壬生寺
壬生寺では、2日と3日の午後1時から1時間ごとに壬生狂言が行われ、無料で見学できます。但し、写真撮影は禁止です!
- 北野天満宮
北野天満宮では3日午後1時から茂山社中の狂言奉納、舞妓さんや芸子さんによる日本舞踊、その後、豆まきが行われ厄を払い招福を願います。 - 八坂神社
最後に、八坂神社では2日と3日の午後1時から舞妓さんの舞の奉納、その後豆まきが行われます。
京都の節分での混雑具合は?
吉田神社と壬生寺では特に混雑するため、周辺道路では交通規制が始まりますので、車でのお出かけの際にはご注意ください。
道路自体は混雑はしないようですが、節分祭の期間中は臨時バスも多く出ていますので、移動にはバスがおススメ!
500円の市バス一日券ひとつで、四社全て回れるのも大きなポイントです。
2016年2月2日(火)~4日(木)
アクセス:市バス206「京大正門前」
八坂神社節分祭
2016年2月2日(火)・3日(水)
アクセス:市バス206「祇園」
壬生寺節分会
2016年2月2日(火)~4日(木)
アクセス:市バス26「壬生寺道」
北野天満宮節分祭
2016年2月3日(水)
アクセス:市バス50 「北野天満宮前」
まとめ
京都の節分祭を楽しむなら、泊まっていろいろな節分祭を巡ってみてはいかがでしょうか。
夜に行事を行う神社やお寺は紹介したところ以外にもいろいろありますので、是非、節分には京都に泊りがけで行ってみることをおすすめします。
バスで巡る際には、バスの時刻を事前に確認しておき、バスに乗り遅れないように余裕をもって行動するようにしてくださいね。