節分は、立春の前日である2月3日です。
昔の暦では立春が1年の始まりとされていました。
1年の最終日にあたる節分は、厄や災難を祓う行事として定着し現代に受け継がれています。
節分祭りとして有名な京都の吉田神社をご紹介しましょう。
節分 京都吉田神社が見逃せない?
京都で有名な節分祭と言えば、「吉田神社節分祭」でしょう。
室町時代から行われているという歴史ある一大行事の1つです。
まずは開催日と場所をチェックしておきましょう。
【日程】2016年2月2日~2月4日
【場所】吉田神社(京都市左京区吉田神楽岡町30番地)
例年約50万人もの人が訪れるこのお祭りは、なんと3日間も開催されます。
初日は、節分前日ということで、節分前日祭や疫神祭という神事が開催されます。
そして夜には、追儺式(鬼やらい神事)という平安初期から行われていたという伝統あるお神事が奉納されます。
そして2日目は、節分前日祭と、お札を焼く火炉祭りがおこなわれ、
最終日の3日目は、節分後日祭と福豆抽せん会と盛りだくさんの内容です。
また、最終日以外は約800にものぼる露店が立ち並び、お腹を満たすことも出来ますよ。
地図
節分 京都 イベント盛りだくさん?
「吉田神社節分祭」で開催される行事は様々ありますが、人気なのが初日の追儺式(鬼やらい神事)と2日目の火炉祭りです。
火炉祭りでは、大きな炉に積み上げられたお札に火がつけられると、一気に火が周り、夜空に豪快な火柱がお目見えします。
炉の大きさは、高さ約5メートル、直径約5メートル、深さ約1メートルという大がかりなものです。
ただ、昨年は京都市の行政指導が入り、火炉祭を行った後の大量の灰の処分などでごたごたしたせいで、例年とは違う形での開催になったようです。
今年は、あの迫力のある火炉祭が見られるといいですよね。いずれにしても古いお札やお守りを納める事はできますよ。
京都 吉田神社 節分 鬼もいる?
最後にご紹介するのは、「吉田神社節分祭」でお目にかかる鬼たちです。
人気の行事の1つ初日の追儺式(鬼やらい神事)でも、赤や青、黄色の鬼が、境内を駆け巡り、大変迫力があります。
最終的には、神事によって鬼は封じられてしまいますが、とってもおちゃめな一面もあり見ていて非常に楽しめるでしょう。
また、期間中のみ購入できる魔よけの色と言われる「クチナシ色の特別神符」は是非ご家庭に1つ守り神として持ち帰りたいものですね。
まとめ
昔ながらの伝統あるお祭りで、今年も病気をしたりせず家族みんなが仲良く暮らせますようにと合わせて願いたいものですね。