北海道の登別と聞くと【温泉】をイメージする人が多いはず。
もちろん、登別温泉は質の良い温泉として北海道のみならず全国的にも有名なので、この温泉目当てに登別を訪れた経験のある人は多いと思います。
そんな観光で有名な登別ですが、桜が咲く時期に訪れた経験のある人はまだまだ少ないのではないでしょうか。
今回は、桜の咲く時期にだけ見る事ができる登別温泉の「花のトンネル(桜並木)」についてたっぷり紹介したいと思います。
登別の桜とは?
登別温泉の桜は、北海道の人気お花見スポットランキングでも毎年上位にランクインしている桜の名所です。
しかし、昔から道路に沿って桜並木があった訳ではありません。
昭和9年(1934年)に当時の皇太子(現在の天皇陛下)の誕生を記念して、地元民が近隣の山から桜の木を集め、2年の月日をかけて約2000本ものエゾヤマザクラを植樹した事から始まりました。
ここ数年でも数百本もの桜が植樹されていて、今の桜トンネルとなっています。
JR登別駅から登別温泉街にかけて、8kmの道のりに渡る沿道に桜並木が立ち並んでいるため、道路を通る人に「花のトンネル」という名前で親しまれるようになりました。
登別の桜並木 花のトンネルとは?
登別温泉へのアクセス方法と、外せない見頃についてまとめておきますね。
北海道登別市中登別町
<アクセス>
・JR&バス
室蘭本線登別駅から登別温泉行き道南バスに乗り、5~7分
三愛病院またはユートピア牧場前で下車してすぐ
・車
道央自動車道を利用して登別東ICで降り1分(※無料駐車場約10台分あり)
<観覧料金>
無料
※花まつりや夜桜鑑賞などのイベントの予定はありません。
<登別温泉 花のトンネルの例年の見頃>
5月上旬~5月中旬(具体的には5/10~5/20頃)
登別温泉 花のトンネルを思いっきり楽しむためのノウハウを、いくつか紹介しておきたいと思います。
- 桜のトンネルをゆっくり歩いてみる
桜のトンネルを車で素通りするだけではもったいない!
でも車を路駐する訳にも…と思う方もいるでしょう。
そんな時は、沿道の途中にある「桜ざか駐車公園」に車を停めて、ゆっくり桜を鑑賞すると良いですよ。
比較的いつ行っても混雑している事はないので、駐車しやすいかと思います。
登別の温泉と周辺観光
- 登別温泉を楽しむ
せっかく登別に行くからには、温泉に入らなければ始まりません。
登別には9種の源泉質があると言われていて、このうち3種のお湯を楽しめる【登別グランドホテル】が個人的にはオススメです。
料金は、ホテルなだけあって大人1人日帰り1500円と少々割高感は否めませんが、ドーム型ローマ風温泉は圧巻ですし、湯冷めしにくい泉質も人気となっています。
もちろん宿泊するに越した事はありませんが、日帰り入浴でも充分楽しめる施設となっています。
- 登別観光をする
登別には温泉以外にもたくさんのレジャー施設があります。
せっかく来たからには、登別を満喫して帰るのも良いのではないでしょうか?
具体的には…
- 登別地獄谷
- 登別クマ牧場
- 登別マリンパーク二クス
- 登別伊達時代村
…などがありますが、登別には登別のシンボルとも言える赤鬼と青鬼がいます。
JR登別駅前の赤鬼を筆頭に、登別市内に鬼が何体設置されているのか数えてみるのも楽しいかもしれませんね^^
まとめ
温泉と桜の両方を楽しめるなんて贅沢ですよね。
ぜひ大切な人とおでかけください。