雛の里・八女ぼんぼりまつり2016情報!駐車場はどこ?

箱雛のお内裏様とお雛様
八女市は、和紙や蝋、仏壇、提灯、石灯篭など伝統工芸の町で、雛人形の産地のひとつでもあります。江戸時代、宿場町や炭鉱などで栄え、雛人形も豪華なものが飾られていましたが、庶民には手が出ません。

そこで、庶民でも買える雛人形を商家が仏壇職人に作らせたのが、仏壇や提灯作りの道具や廃材を使って作成した箱雛で、大きな木箱に一体づつを入れた二体のセットです。

1960年頃からは八女でも豪華な5段飾りが普及し始め、やがて箱雛は作られなくなります。現在、雛祭りの時期に限定で復刻版が生産されています。

雛の里・八女ぼんぼりまつり見どころ

八女福島の堺屋旧木下家住宅入口の様子
雛祭りにちなんだ様々な催しが1ヶ月間にわたって開催されます。
横町町屋交流館だけでなく、ぼんぼん祭りの期間中は、八女福島一帯では至るところで箱雛が展示されます。昔のものよりも装飾は少し豪華です。

雛人形展示公開場所は非常に多く、白壁通りの町家や民家、商店街の店舗など合わせて100か所以上団体観光客が廻るなら「横町町家交流館」「堺屋」「八女伝統工芸館」がおすすめです。

展示品としても最も見応えがあるのは、人形専門の展示場としては国内最大級の規模を誇る「八女人形会館」でしょう。徳川将軍家の姫君らが輿入れに持参した雛人形と雛道具などが展示されています。

目玉は、一般公募で選ばれたカップルが十二単のお雛様とお内裏様の衣装で挙げる結婚式です。近隣の福島八幡宮を起点に、ちびっこ達のおひなさまパレードと共に町内を練り歩きます。

雛の里・八女ぼんぼりまつり2016情報

十二単を着た女性の衣装のアップ

イベント 雛の里・八女ぼんぼりまつり
住  所 福岡県八女市福島地区一帯
開催日程と時間 2016年2月14日~3月13日

0943-23-1192(久留米市役所・観光振興課)

雛の里・ぼんぼりまつり2016 詳細
2/14(日) 10時~ オープニングセレモニー&おひな様パレード・(おりなす八女)

2/21(日) 10時~  十二単衣と束帯姿の結婚式&お披露パレード・(福島八幡宮)
      12時~  願い雛・・(八女公園)

2/27(土)  11時~  ひなマルシェ・・(おりなす八女 小ホール)

2/28(日) 10時~  十二単衣と束帯姿の結婚式&お披露目パレード(福島八幡宮)
      12時~  願い雛・・(八女公園)

3/5 (土) 10時~  和服でめぐる八女のまち(受付・横町町家交館)
      10時~  人力車町並み案内(受付・横町町家交流館)
      13時~  あなたもお雛様に変身・・(堺屋)

3/6 (日) 10時~  和服でめぐる八女のまち(受付・横町町家交館)
      10時~  人力車町並み案内・・(受付・横町町家交流館)
       10時~  白壁路上ライブ・(町並み界隈・ポケットパーク)
      13時~  あなたもお雛様に変身・・(堺屋)
       
3/12(土) 14時~  おひなさま供養祭・・(福島八幡宮)

3/13(日)  15時~  おひなさま講座・・(横町町家交流館)

☆ 2/14、2/21、2/28、3/6、3/13の各日曜日
13時~  ひな巡り無料バスツアー (受付・伝統工芸館)

雛の里・八女ぼんぼりまつり駐車場はどこ?

駐車場  八女伝統工芸館(無料) 400台
     福岡県八女市本町2-123-2

     八女市民会館 (無料)
     専用駐車場の大正町駐車場、または清水町駐車場

八女人形会館にも足を伸ばす場合には、少し距離がありますので車がおすすめです。

まとめ

庶民の子供達の笑顔のために作られたという箱雛。物が豊富だった豊かな時代には、金箔が貼られていたり、戦後の貧しい時代は紙で出来ていたりと、作られる時代によって変化していった箱雛の装いを楽しんでください。

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