薩摩のひなまつりとは?イベントは?おみやげは?

梅が咲いている仙厳園の建物の様子
鹿児島県の名勝仙巌園は、万治元年に島津光久によって築かれた別邸です。

鹿児島のシンボル桜島を望む、中国文化の影響をうけた雄大な景色の庭園の仙巌園・尚古集成館で、島津家の伝統文化を伝える「薩摩のひなまつり」が開催されます。

薩摩のひなまつりとは?

仙巌園尚古集成館の外観の様子
大名家島津家伝来の人形と雛道具が2月4日(土)~4月20日(木)、仙巌園尚古集成館にて優雅に飾られます。

江戸時代から伝わる繊細なつくりの人形や、鹿児島県指定文化財に登録されている99種407点の雛道具は、職人の技術の高さに驚かされます。

この雛道具から、当時の大名家の暮らしぶりを感じ取ることができるでしょう。

子供が健やかに育つようにと願いが込められた愛らしいふくよかな人形は、公家などから島津家に送られたそうです。

仙巌園はこの時期、梅や桜が咲き誇る最も美しい時期になります。

春の足音と共に、歴史ある雛まつりを堪能したいですね。

薩摩のひなまつり 詳細
場所   仙巌園尚古集成館
開催日程 2017年2月4日(土)~4月20日(木)
営業時間 8:30~17:30
入場料  大人&高校生¥1,000 小中学生¥500

薩摩のひなまつりイベントは?

水辺に流し雛を浮かべている様子
開催期間中の3月2日(木)、鹿児島の伝統工芸品に指定されている「薩摩糸びな」を制作できます。

薩摩糸びなは江戸時代に生まれたと言われ、人形の本体は1本の薄い割竹で作成し、生まれた子供が健康に育つよう願いを込めて髪には丈夫な麻の糸を使用します。

唯一の制作工房・小澤人形のご指導により、昔ながらの手法で独自のひな人形を制作できます。

自分だけのオリジナル糸びなを作ってみてはいかがでしょうか。

  • 「薩摩糸びな」制作
  • 日程  2017年3月2日(木)
    時間  13:00~15:00
    参加料 ¥2000
    定員  30名

また、2月26日(日)には「流しびな」が行われます。

源氏物語にも登場する「流しびな」は災いを人形にうつして川に流す伝統行事です。

仙巌園では、小さな竹の船にのせた身代わりびなを「曲水の庭」の清流に流し、無病息災を祈願します。

女性限定イベントですので、女の子がいるお母さんは親子そろって参加してみましょう!

  • 「流しびな」
  • 日程  2017年2月26日(日)
    時間  13:00~15:00
    参加料 ¥2000
    定員  60名

薩摩のひなまつりおみやげは?

仙巌園内にはギフトショップが数か所あり、鹿児島県の特産品を豊富にとり揃っています。

  • 伝統工芸品の「薩摩焼」
  • 奄美大島の特産品「大島紬」
  • あげたての「さつま揚げ」
  • 鹿児島銘菓「かるかん」
  • 鹿児島を代表する銘茶「知覧茶」

焼酎コーナーでは仙巌園限定焼酎もあり、試飲コーナーも楽しめます。

さつまいもアイスクリームも人気ですよ。

園内には島津薩摩切子の直営店もあり、器だけではなくアクセサリー等も小物も販売しています。

ギャラリーショップ磯工芸館に隣接する薩摩切子工場では、制作風景を見学することもできます。

まとめ

園内には、桜島を眺めながらお食事をとれるレストランもあります。

歴史ある仙巌園は、多彩な魅力を持ち日本の古き良きを堪能すべく庭園ですので、ゆっくりと時間をとって楽しみたいですよね。

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